日々思うことを、気まぐれに書き記しております・・・。         また、旅行記も書いたりしています。どうぞお楽しみください。

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期待と依存、怒りの根

こんばんは、随分とご無沙汰しています。

年末年始から、卒業前最後のテスト週間と、立て続けの雑務の嵐に、随分と更新をサボってしまってました。大変申し訳ありません。

ようやく一段落しましたので、これからまたぽつぽつと更新を再開していきたいと思います。
見に来てくれた方は、これから見捨てずにたまに覗きに来てくれたらうれしいです。


さてさて、それではそろそろ今日のお話を始めましょうか。

今日のお話は、二つの無関係に思える疑問から始まります。

まず一つ目は私が幾度もここに立ち戻ったことのある疑問で、
「なぜ友人に怒りをあらわにすることなどはほとんど無いのに、恋人や家族にはときどきひどくつらくあたってしまうことがあるのか。」
というもの。

二つ目は、今日友人が昼食時にふとこぼした疑問で、
「私たちの同年代の友人などが理不尽な怒りを他人に向ける姿はほとんど見たことが無いのに、なぜより年長の人々に限って時々、半ば八つ当たりのように思える怒りを私たちに向けることがあるのか。」
という疑問です。

二つ目の疑問については、例えば学生時代の教師やバイト先の上司、研究室の先輩等を思い浮かべていただければ、誰しも一つぐらいは思い当たる節があるものだと思います。
一つ目の疑問はただただ私の経験に関する疑問ですから、もしかしたら皆さんには共感していただけないかもしれませんが、とりあえずこちらもままあることであると仮定して話を進めていきたいと思います。


私が思うに、この二つの疑問を解く鍵は、
「期待と依存」
にあります。


まだ学生生活を送っている私と同年代かそれ以下の年代の方々(そしてそれ以上の年代の方々はかつての学生生活を思い出していただきたいのですが)は、今現在、自らの生活がなるべく他人の影響を受けないように(特に実害を受けない、という意味において)暮らしている方が多いと思います。
なるべく自分ひとりで生活が完結し、他人に依存せず、期待しないからこそ、他人に怒りを向けることも無い生活です。

最近の若者らしく、他人に怒ることも“めんどうだ”と感じる方は特に、こんな暮らしを送っているのではないでしょうか。



ところがこの考えでは、そんな私たちの“平穏無事な”生活が脅かされる場面が幾つか存在するのがわかっていただけると思います。

例えば、不可避の他人との利害の共有が起こる場面。
もっとはっきり言うならば、何かしらの仕事をしている場面です。
高度に組織化された現代の私たちの生産活動において、
ある一つの仕事が徹頭徹尾一人の人間によって行われることは至極まれです。
他人との共同作業で何かしらの仕事にあたる場合、
私たちはその他人の成果に期待ないし依存することを必然的に強いられます。
そんな場面での他人の失敗は、私たちに強烈な失望と不快感を与えることは想像に難くないと思います。
これが最初の疑問の二つ目のものに対しての私なりの回答になります。

そして次の可能性は、私たちが望んで精神的に相手に依存する場面です。
それは、例えば恋人や親類に対して。
こちらが一つ目の疑問に対する私の回答です。
誰かと親しくなろうとする時、多くの場合に相手への依存は必要の無いことです。
それどころか過度の依存は間違いなく健全な人間関係には不要なものでしょう。
けれども、ある一線を越えてさらに親しくなる間柄では、
相手への適度な依存、それが不可避であり、またそれこそが更なる関係の深化の象徴となりうると思うのです。
私たちは普段その依存関係のことを美しい言葉を用いて『信頼』と呼びます。
ところが、約束は破られるものであり、信頼は裏切られるためにあるとも言えるのです。


こうして考えてみると、怒りという感情は、私たちの意外と深いところに根ざしているのかもしれない、と私は思うのです。
私は昔から自分の怒りの感情を嫌っていました。
ほとんど憎んでいたといっても過言ではありません。
しかし、怒りを生まぬよう、他人から離れて生きようとする生活で、
私の感情の根は腐り、感性という名の葉は枯れ落ちました。
私の博愛主義は目隠しをしたまま白旗を振って敵陣に行進していくような愚かな行為だったのでしょう。

他人の怒りまでも愛することはできるのか。
きっと、言うは易し、行うは難しですね。
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