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その子の物語に耳を傾けて

今日の4限、美術論にて。

一枚の絵の美しさに目を奪われました。
ブロンツィーノ『愛の寓意』(ロンドン・ナショナルギャラリー所蔵)

この絵はなんでも、「愛の魅惑と危険」を意味する絵だそうです。
青年のキューピッドと抱き合うヴィーナスの姿が中心なのですが、
なるほど、お互いを愛し、奪い合おうとするその姿はおぞましいほどに官能的です。

また、その周りには、「嫉妬」を表す老女、「快楽」を表す少年、
「欺瞞」を表す少女、「真実」のヴェールをはがそうとする「時」を表す老人と、
様々な象徴を表す人物像が書き込まれているのですが、
ちょっと気になったのが、「欺瞞」を表す少女。
彼女は一見かわいらしい少女なのですが、
下半身はなにやら奇怪な生き物であり、
左右の手が反転しているという、非常に奇妙な描かれ方をしています。
(すべて「欺瞞」を表す手法なのだそうですが)

ここで私の思考はちょっと脱線。

この子はこの絵のモデルとなっていたとき、
自分が「欺瞞」を表す人物像として描かれることを知っていたのかな?
高名な画家に呼ばれて、モデルとなりデッサンを描かれているときなど、
それはそれは誇らしい気持ちだったんじゃないかな?
それが出来上がった絵を見てみれば、
自分は奇怪な体をした「欺瞞」を表す人物像。
まさしく「欺瞞」の化身と言ったところだ。
そのときその子はどんなことを思ったんだろうか。。。。
そんなことを考えたりしていました。
(もちろん、貴族のために描かれた絵かなんかなんだろうから、この子が実際にこの絵を見ることはなかったのかもしれないですけど。)
ほかにも、この絵の中のモデルを、画家がどうやって選んで、
モデルはどんな気持ちで描かれたんだろう。
そんなことを考えてみた今日の4限でした。



時間も場所も離れた誰かの物語を想像してみるのって楽しくないですか?







そういえば、今日は少し夏の匂いのする日でした。
雨が降り出したときも少し夕立のようなにおいがしましたしね。
夏は少しづつ近づいてきてるみたいです。
まぁ、まずは梅雨ですけど。。。。
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