日々思うことを、気まぐれに書き記しております・・・。         また、旅行記も書いたりしています。どうぞお楽しみください。

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久しぶりに、いろいろと‥‥

この春は旅行やら引っ越しやらでドタバタして、かなり久々の記事になってしまいました、申し訳ありません。
ようやくインターネットも開通し、生活も落ち着いてきたので、ここ最近心に響いた物事をつらつらと書いていってみようと思う次第です。

今日の記事は本当に長くなってしまいました。
基本的に個々の独立した話題がいくつか書いてある形になっていますので、数日にでも分けてゆっくり読んでやってください。

まずは映画の話題。
初めて見たのはだいぶ前になりますが、新海誠監督の「秒速5センチメートル」
新海監督の作品は以前から注目していたのですが、今回の作品は予告編で見て、半年以上前から楽しみにしていたほどに期待していた映画でした。
大きな期待を抱いて見に行ったものには概してがっかりさせられることの方が多いように思いますが、この映画についてはそんなこともなく、期待通りの素晴らしい映画で、今日もう一回見に行ってしまったほどです。
私が新海監督の作品を好きな理由は、やはりその映像感覚によるところが大きいと思います。新海監督の映像は、とてもロマンチックで美しいのは言うまでもなく、さらにどこか「懐かしさ」を感じさせてくれるもので、私はいつも見るたびに記憶の断片が呼び起こされるような気がするのです。
そして、ただ懐かしいだけでないこの映画の魅力は、主人公のこのセリフに凝縮されているように感じました。

「ただ毎日を生きているだけで、悲しみはここそこに降り積もっていく。」

そんな毎日を過ごして、少しずつ擦り減りながら暮らしていく私たちの日常の投影図が、とびきり美しい映像に彩られて、そこにはあります。号泣することはできないけど、ただ、ひっそりといつも私たちの隣にある悲しみに、優しい目線を投げかけている、そんな映画です。
もうすぐシネマライズでの公開はもうすぐ終了ですけど、何か機会があったら見てみてはいかがでしょうか。お薦めです。

ちなみに、現在シネマライズでやっているもう一つの映画、「善き人のためのソナタ」
こちらも非常にいい映画でした。一つの物語としての完成度が非常に高く、質の高い、良い映画のお手本のような作品でした。これは万人に安心して勧められる映画のように思うので、こちらもお暇があったら見に行ってみてはいかがでしょうか?

突然ですが‥‥
皆さんは「影」というものは「光」と「闇」のどちらに属するものだと思いますか?私はきっと「光」のように思います。そんなことを考えた日のことが次の話題。

今月の初めに六義園にしだれ桜を見に行こうと思って出かけた時の話です。
自転車で六義園に向かっていたんですが、さんざん迷った挙句になぜか旧古河庭園にたどりついてしまい、ついでということで先に旧古河庭園を見て行くことにしたんです。
庭園に入って右手に見える洋館を超えた先に満開の桜が見えたので、私はそちらから庭園を回ることにしました。
満開の桜をひとしきり眺めて、今年もきれいな桜を見ることができたことに満足と安堵を胸一杯に感じました。やっぱり桜の時期はどうしても一回ゆっくりと桜を眺めないと落ち着かないのは、不思議なようにも、面白いようにも感じました。
で、ようやく本題。
そこから先に進むと、背の高い木が両脇に立ち並ぶ、明るい散歩道のようなところに出ました。この日は風が強い日でしたから、風が吹く度に新緑のやわらかな葉たちがざわざわと音をたててゆらめき、視界はさわやかな明るい空気で満たされました。あまりに気持ちよかったので、そこで十分ほどゆっくり耳を澄まして立っていて、ふと気がついたんです。このキラキラと輝く明るさは、風にゆらめく葉っぱの作る影こそがその本質なのかもしれない、と。だから、影は実は光の否定ではなく、光のその本質を際立たせるような存在なのかもしれない、と私は思うのです。

次の話題に行きます。
私がいつも文章に書いて伝えたいと思って、失敗してしまうものに、「雰囲気」というものがあります。
私はいつだって物事を取り巻くその雰囲気や空気の触り心地といったようなものに、非常に重きをおいて対象をとらえようとします。
しかしいざそれを表現して、誰かに伝えようとすると、いつだって私の書いた文章は愚直な表現なくせに冗長で、それでいてその本質にはほんの少しかすりさえしていないようなものばかりになってしまいます。
千の言葉を使って、手で握りしめてほんの細部も逃さないようにして描写しようとすればするほど、その結果は暗澹たるものになってしまいます。
でもそれは、私が「雰囲気」を感じ取る、その方法をよくよく考えてみれば、当り前のことでした。「雰囲気」はいつだって私がある対象を見つめる、その周囲に、背後に、いつのまにかあらわれているものであって、私がそれに目を向けようと思った瞬間、それは消え去ってしまうのです。それを「見つめない」ことによってしか現れない「雰囲気」を直接押し込むように表現しようとしてもうまくいくわけがなく、それは対象を描写するその仕方にこそあらわれるべきものなのかもしれない、と思うのです。
とはいえ、そんなこと口で言うのは簡単だけど、実際そんな文章を書けるようになる日が来るのかは、かなり怪しいところがありますけどね‥‥。

まだまだ続きます。

私が以前からずっと感じていたものに、「絶望の雰囲気」とでも呼ぶような感情がありました。いつも私に付きまとっていた、つかみようのない鬱屈した感情のようなものです。
しかし、今になって思えばそんな感じ取り方は完全なる自己欺瞞だったと言わざるを得ないように思うのです。なぜなら、私は実際に絶望しているのだから。キェルケゴールは私に教えてくれました。私がいかなる時においても、確かに絶望している、ということを。
そして、なんと滑稽なことに、私はその絶望それ自体をはっきりとは認識していなかったのにもかかわらず、半ば無意識的にその絶望に対する対処行動を取っていたのです。
こうして以前から私を悩ませていた問題は、得体の知れない、解決不能な問題から、解決不能ではあるけれど、ある程度対処可能な問題へとひとまず落ち着いてくれました。

ところで、こういった経験をすることで、以前にも増して本を読むことが楽しくなってきました。音楽は昔から大好きでしたし、映画や絵画も私の大好きなものたちです。でも、私が将来進もうと考えている道から考えてみれば、正直、これらのことは「道草」以外の何物でもないようなものたちなのです。さらに、そういったものこそどうも楽しく思えてしまうのだから困ったものです。
それで、私はここのところずっと悩んでいました。「こんなことしていていいのか。」「こんなことばかり楽しく思うんなら、実はお前の『本当にやりたいこと』なんてのは嘘っぱちなんじゃないのか。」
そうやって自問自答を続けて、私はこう思いました。
「進むべき道あっての道草なんじゃないのか?」
つまり、ひとつ基本の筋として自分の中で目標があるからこそこういった道草が楽しく思えるんじゃないのか?ということ。実際、去年一年間は目標も見失いがちで、そんな時は本も音楽も映画も絵画も、それらに向けての適当な距離感を失って上手く楽しめてなかったように思うのです。
そんな中、三年生になって、いよいよ目標に向けた道筋がはっきりと見えてくるに従って、逆に道草が以前に増して面白く感じれるようになってきた気がするのです。
だからこそ今は、上に挙げたようなスタンスを大事にして、本筋も道草も、どちらも楽しんで生活していこう、と思うのです。


無駄にだらだらと長かった今回の記事、ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございました。
今回はしっかりコメント返信するので、どんな些細なことでもお気軽にコメントを残して行ってくださいな。
ではまた。
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コメント一覧

なんかね~、すっげぇ言いたいことが分かる。
んで、そのことに対する表現が的を射てる。気がする。
特に本筋と道草~について。まさにそのとおりだと思う。
最近俺も日記に「つらい、けど楽しい」って書いたけど、それもそのうちのひとつなんじゃないかなぁ、って。

新海誠の作品は残念ながらここ田舎ではやっておりません。
確かにあの作風には懐かしさを感じずにはいられない。
ぜひ見てみたいものだね~。

今度機会があればまた飲みましょう。

コメントありがとう

今回はいざ書き始めたら書きたいことが次から次に出てきちゃって、ほとんど文章を整えずにごちゃごちゃのまま公開しちゃったから、正直不安だったんだけど、そう言ってくれると少しだけ安心。まぁ、文章が実際ひどいことには変わりはないんだが‥‥。

秒速5センチメートルはまぁ、半年後ぐらいにはDVDにでもなるだろうから、山梨で見るならそれからだよね‥。やってる映画が少なすぎるってのはおれが山梨にいて一番恨めしかったことの一つだよww

またクラス会でも企画してちょ☆もしくは東京に出てきたら連絡よこしておくれ。

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